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我が家のパート5

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2010年 12月 02日

左と右がややこしい。

12月2日  (木)

今日は話題をガラッと替えお金(経理)の話。

几帳面な人は家計簿や金銭出納長などを作っておられる。 だいたいが左側は収入の部。 右側は支出の部。  そして 差し引き金額が残金や赤字金額となる。

これがどんな小さな会社でも、その記帳方法では税務署に通らない。

税務署では左側を「借方」。右側を「貸方」と呼ぶ。それを大雑把で呼ぶと左側は「資本」の部。
右側を「負債」の部なんです。

言葉の意味から左側の「資本」の部には現金や土地・建物などが入る。 右側の「負債」の部は借入金などが入る。

トヨタやホンダなど巨大企業は右側の「負債」の部より左側の「資本」の部がとてつもない額と思ってしまう。

ところが どんな優良企業でも倒産寸前の企業も左側と右側は同じ金額なんです。

資本金100億円というと  ほう 大企業だね と思うでしょう。 実は資本金100億円に見合う借金が100億円あるんです。

それを税務署に申告する書類に書くとこうなります。

左側の「資本」の部 に 現金 100億円。

右側の「負債」の部 に 資本金100億円。  それでいつでも左側と右側の合計金額はいつも同じ。

こんなややこしい経理のやりかたを考えたのは 徳川300年の歴史で確立したに違いない。

ある時期の勘定奉行に優秀な人物がいたのだろう。 

by wagayanao | 2010-12-02 20:25


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