人気ブログランキング | 話題のタグを見る

我が家のパート5

ryoumasana.exblog.jp
ブログトップ
2012年 09月 15日

昨日の続き

9月15日 (土)

昨日は神様と仏様の違いはほとんどないことを書いた。

今日もその続きです。

昔 定光寺はお盆に加茂川で精霊流しを行った。 で先日法事の際、方丈様に聞いてみた。 なんでやめたんですか?と。

方丈様曰く。 実はそれをやると下流での回収作業が大変で100%回収もできなんで・・・・ということだそうだ。

青海神社や八幡様は精霊流しはしていないようだが、よその神社ではやっていたようだし、広島原爆慰霊祭の時には、現在も精霊流しはやっている。
ちなみに広島の精霊流しは回収不要で環境に優しい材料を使ってるそうだ。

盆踊りも先祖の霊が帰ってきたことを喜び踊ることは、神社でもお寺でも認めている。

仏教思想でお彼岸と供養があるが、これまた日本に仏教伝来前に神事でも行っていたようです。

「暑さ寒さも彼岸まで」って言葉がありますね。仏教伝来前はこの頃は農作業が一段落して、気分が落ち着く時期。この時期に先祖を敬い、供養する日本古来の風習があったそうだ。
大昔は一般庶民には個別の墓がなかった。死者の遺体は特定の山に葬られ、その霊は山に降りてきて彼岸の時期に麓から山を拝むことをしていたそうだ。
またまた想像だが長野県に姨捨山というパーキングエリアがある。それも当時の名残かもしれない。

仏教思想で先祖供養の風習を整備したのが彼岸という行事。

われわれの住む娑婆(シャバ)世界を此岸(シガン)でこちら岸というのに対し、「彼岸」とは向こう岸、つまり仏の世界(悟りの世界)のことだそうだ。

そして仏教的に解釈すれば、先祖に早く彼岸に渡ってもらうことを願う日。つまり成仏してくれることを願う日が彼岸なのだそうだ。

ブログを書いてる今、加茂の方から花火が上がっている。 これも先祖様の供養のようです。


てなわけで昨日・今日のブログは仏様と神様は仲が良かった・・・・・と言いたかっただけ。 032.gif

by wagayanao | 2012-09-15 20:11


<< 追善供養      宗教と信仰 >>