人気ブログランキング | 話題のタグを見る

我が家のパート5

ryoumasana.exblog.jp
ブログトップ
2013年 03月 16日

テロ先進国

3月16日  (土)

幕末・明治維新にやたらと刺客がでてくる。司馬遼太郎は花神でそれらをテロリストと呼んでいる。

昭和51年発行の本だが、それ以前から「テロリスト」なる横文字が存在していたことになる。

尊王という 天皇をないがしろにするもんは すべて敵であり処刑しねば・・・・・

攘夷という 外国に媚をふるものは すべて敵であり処刑しねば・・・・ というタンジュンな考えで問答無用と人殺しをしていたのが「テロリスト」。

この時代のテロリストは代価・報酬は期待していない。 じゃーなんでそんな危険な目をしてまで人を殺すかっていえば、自分が英雄・ヒーローになりたいだけの話。
当然そのテロリストは何らかの団体に属してはいるが、常に下っ端であり、かといって剣術の腕も大した事のない連中ばかりだ。

時代は昭和となり安保反対と学生運動が盛んになった。 当初は東大や早稲田など優秀な学生が主流だったが、そのうち政権に反対する行動派の俗に言う「過激派」なるテロリストが現れてくる。

三菱重工爆破や北朝鮮に人質とともに亡命なんかで、今度は対価・報酬を要求するようになった。
彼らはそれで英雄・ヒーローになったつもりなんだろう。


▼ テロは日本の幕末から昭和にかけて誕生・成長し 世界に飛び回った感じ。世界中にテロリストが暗躍する時代になったが、テロの輸出元は日本だったんでしょうね?

アルカイダのようにイスラムの主流から外れた ほとんど見向きもされない連中が英雄・ヒーローになりたいため殺人を平気で行う。 その後は人質を盾に「金」を要求する。

▼ 小泉政権で選挙で対立候補の地区に刺客を送って嫌がらせをした。そのうち これも変な方向にいって世界が真似しなければいいが。

by wagayanao | 2013-03-16 20:00


<< 早春賦      見えない >>