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我が家のパート5

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2013年 08月 08日

英雄

8月8日  (木)

韓国では伊藤博文を暗殺した「安 重根」が英雄のようだ。

先頃 韓国と中国の会談で、ハルビンに慰霊碑を建ててくれと韓国は中国に要請したとか、しないとか。

「安 重根」は憎き日本総理大臣を暗殺したと韓国では英雄視しているようだが・・・・・・

当時の日本も身内でありながら、人斬り・暗殺など多々あり 新日本国家を作ろうとしている最中でもあり優秀で貴重な人が命を落としている。

韓国の「安 重根」を英雄視するのは、伊藤博文が初代韓国総監という肩書だけのことだろう。

それにしても 今風にいえば「安 重根」はテロリスト以外何物でもない。 そんな人物を100年たった今英雄視をする国家・国民の程度が知れる。

▼ 明治維新で徳川から天皇を頂点にする日本に生まれ変わったが、以前は国家の財政基盤は米であり、国家(徳川・各藩)の税収は『4公6民』というように、農民が10俵米がとれたなら税金として4俵差し出せばよかった。
新政府は米の変わりにお金を税金として徴収するようになり、百姓・商人はおおいに苦しんだという。

日本国家としても極度な財政難なおり、韓国・台湾を統治し、インフラ整備するには日本の貴重な税金も投入しなければならなかったはず。

▼ 明治維新後列強の侵略から守るため韓国と合同で事に当らないとダメだという声がわきあがり、過激な人は「韓国併合」・「征韓論」にまで発展していった。

それに大反対した人物は伊藤博文であり岩倉具視・大久保利通・木戸考允らであった。

征韓論者は板垣退助であり、今でも通用する100円札の人物である。「安 重根」が暗殺する相手は板垣であり、500円札の岩倉具視。千円札の伊藤博文はむしろ韓国には友好的な人物だったのだ。

▼ 中国は日清戦争での倍賞として台湾を割譲したが、全権代表の李鴻章は日本側にいったそうだ。

台湾を統治するに難儀しますぞー。 きかんぼうの民族(高砂族)が多く、首都台北でも不衛生で赤痢がまん延してる状態ですからと・・・・・・。
初代ではないが、児玉源太郎が台湾総督となり、すぐに日露戦争に対応するため、代理として後藤新平を台湾長官として派遣した。

その時の日本は戦費が国家予算の半分以上を占め、台湾に融資するお金は皆無。

それでも後藤は台湾のインフラ整備。役人や警察・学校をつくり、台湾人からは尊敬の目で日本は見られていた。
今でも「日本精神=リップンチェンシン」という言葉が残っている。

▼ 大東亜戦争でみじめなほど負けた日本だが、台湾には台北大学。韓国にはソウル大学があったはず。
それは数少ない日本の国立大学だ。 台湾人も韓国人もその大学を卒業した人物が 国家や民間・研究者にたずさわる人物をも排出したはず。

▼ 大東亜戦争でまけ、無条件降伏した日本だがその後にソビエト軍に捕虜となり何十万人もシベリアへ連行された。 未だ日本にはなんの特典もないシベリアのインフラ事業(主に鉄道)に強制的に働かせられた。

そんな不条理なことだが、当時 強制労働された日本人は「謝罪せよ」とか「日当をよこせ」とか「損害賠償しろ」 なんていう日本人はいたんだろうか?

by wagayanao | 2013-08-08 21:16


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