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我が家のパート5

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2014年 01月 20日

古文書

1月20日  (月)

センター試験が終わり、とりあえず「ホッ」っとしてる受験生も多いでしょう。 

で、昨日・今日とセンター試験の問題と解答が載っていた。

英語・国語は無理としても「日本史」ぐらい少しはわかるだろうと米粒の半分ほどの問題を、虫めがね片手で挑戦してみた。

正倉院? 古文書? 律令国家? 東寺? 荘園? と今読んでる本の事だった。 ↓

古文書_b0193252_20384472.jpg


今、読んでるところはちょうど古文書のあたり。 ↓

古文書_b0193252_20425028.jpg


一昨日のセンター試験「日本史B」の第一門です。 ↓
古文書_b0193252_2048558.jpg

写真2の 東寺領百合文書(京都府立総合資料館所蔵)と35ページの左上の文書は違う文書で書かれた年号も違うが、東寺領荘園の百姓文書と保管してる場所(京都府立総合資料館)は同じ。

古文書は漢字・ひらがな・カタカナとあり、くずし文字で読みにくいが、慣れればどれほど難しくないという。

網野義彦氏は古文書の年号を隠しても、江戸初期、中期、末期とかある程度年代がわかるという。民俗学などベテランの歴史家はもっと細かく(慶長・元禄・天明・元和など)年号までわかるという。

まだ、この「日本の歴史を読み直す」はいくらも読んでいないが、結構面白い。

ちょっと紹介します。

落書は今の時代「らくがき」だが、中世以前は「らくしょ」と読み。 落とすの意味を含んでいる。

中世では人の手から落ちたものは神仏のものになってしまう。 落書は神仏の声の意味をもつようになり、

たとえば ある集団の中で誰かが盗みをやった人がいたとする。

誰も白状しない場合、神様に誓って 偽りをしないという起請文を書き(落書起請)、無記名投票で、犯人の指名をする。
落書自体が神仏の声なので、たとえ無実な人も指名されれば犯人となったようだ。

そんな古文書や契約書・遺産相続書なども古文書を通して日本の歴史を知ることができる。

おまけのセンター試験問題です。 ↓
古文書_b0193252_2122523.jpg


手塚治虫が日本史の試験にでるなら、昨日のブログに書いた、「くみ取り便所」の歴史も もうじきセンター試験にでるかもね。 026.gif

by wagayanao | 2014-01-20 21:27


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