2014年 03月 01日
3月1日 (土) 今日の朝日新聞土曜特集は「24節気」のランキング発表。↓ 1位 小満(しょうまん) 2位 忘種(ぼうしゅ) 3位 清明(せいめい) 4位 雨水(うすい)・・・・・・と きて、知ってる節気とランキングイン。 5位 白露(はくろ) 6位 寒露(かんろ)・・・・・・・しらねーよ。 相当にこのランキング調査は偏った人を対象に選んだな?・・・・と記事をよく見れば、「なじみの薄い順のランキング」だった。 なじみのあるランキングはと言うと ↓ 1位 冬至 2位 立春 3位 夏至。 4位にやっと春分。 秋分にいたっては7位。 春分の日・秋分の日と24節気のうち、祭日はこの2日だけに、もっと上位にランクインしてもよさそうだ。 ▼ 24節気をさらに細かくしたのが「72候」。 今日から3月5日までを「草木萌動」(そうもくもえうごく)。 草木が芽吹き始めるって意味。 俳句の季の言葉は「下萌え」。 下萌えの「下」は去年の枯れ草のこと。春を目前に控え、その枯れ草に隠れながら、新しい草の芽が生えてくる様子を表す言葉が「下萌え」という。 小学校の頃 よく定光寺山に遊びにいった。 定光寺は正確には加茂農林を背にし、右側の山。 ほとんどの遊び場所は左側の山と皆川。 残雪の残る皆川も思い出深いものがある。 3月以降だったんだろうが、「ネコヤナギ」をとってくると、ケージちゃん うちにも頂戴 っていうおばちゃんもいた。 ▼ 今朝 近所の空き地で初めてオスの雉(キジ)を見た。 72候では1月15日から19日が「雉始雊」(きじはじめてなく)。 まだ鳴き声の「ケーン」という声は聞かないが、毎年この時期から頻繁に見れ、6月頃にはベビーもお披露目だ。 ▼ 24節気にしろ72候にしろ、日本的季節感や風情を感じる喜びもいいものがあるが…・・・…・・…・…・・…。しかし。 「下萌え」・「ふきのとう」・「ネコヤナギ」・「ツクシンボ」とその風情を楽しんだ後の悲惨はあったもんじゃない。 ツクシのその後は「スギナ」となり刈っても・刈っても生えてくる。除草剤をまけば簡単だが「スギナ」にいたっては、他の草よりも10倍ほど希釈をしなければならない。 ラウンドアップも500mlで2000円ほど。 「ふきのとう」は成長すれば葉っぱは20cmほどと巨大。 とてもとても風情があるからといって、我が家の庭に植える訳にゃーいかない。 「ネコヤナギ」もきれいな花を咲かせるわけでもなく、実をつけるわけでもない。 雑木盆栽など姿を整えたり 紅葉も楽しめない。 白い ふわふわした綿毛の時だけを日本人は楽しんでいる。 そのふわふわしたのを、「花穂」と呼ぶが、いざ花が開けば見れたもんじゃない。 ▼ 日本人は風情を楽しむ民族だと言われるが、いいとこだけ楽しんで後は捨てるような「薄情」な民族ともいえるのではないでしょうか?
by wagayanao
| 2014-03-01 21:04
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