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我が家のパート5

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2014年 06月 16日

手持ち無沙汰

6月16日  (月)

「古事記」の関連する本を読見終えた。 日本列島の誕生から、さまざまな「神様」の誕生とそのエピソードを書いているのが、「古事記」で日本最古の歴史書である。

「古事記」が出来た背景は、文字のない時代の出来事(歴史)を代々、語り部という人が言葉で子孫に言い伝えてきたが、長い年月の間に地方により、口上が違っていく。

それでは不都合と、ある天皇が部下に命じて、口上を漢字で書きなおしたの「古事記」なのだそうだ。

出来たのは8世紀。 それよりも何世紀も前の出来事を「古事記」として完成させたのは、たいしたもんだ。
(ウソだらけだけど)

で、「古事記」を読み終えて、手持ち無沙汰だったので、2階から本を引っ張りだしてきた。 ↓

手持ち無沙汰_b0193252_20565629.jpg


どちらも30年以上前に読んだ本で、すっかりと忘れている。

新田次郎は山岳に関する本が主流(有名?)だが、歴史小説も書いている。

感心するのは、どの作者もよく調べていること。 そして歴史書ではなく、歴史小説だから主人公の恋愛なども細かく描写している。 こんなことは、たぶんどの古文書にも書いていないだろうが、点と点をむすびつけ、作者が勝手に書いているんだろう。

また、それがまるっきりのデタラメでもないような気持ちもする。

若い頃の「本読み」はただ、本を読んで面白いとか、主人公を 「へー立派な人だったんだ」などと、興味ある事だけを、頭にいれながら読んでいたように思う。 当然 興味ない部分は「ナナメ読み」で飛ばすような読み方だったんだろう。

『新田義貞』を読み始めて3・4日。 まだ新田義貞は何をして有名になったかわからない。3・40ページほどは父と隣部落の田んぼの「水争い」

当時は田んぼの水争いで「訴訟」・「戦(いくさ)」もしてたんですね。

「水争い」のなかで、源氏・平氏・足利・北条・源頼朝がすでに登場している。 面白そうな本だ。

▼ ところでタイトルの「手持ち無沙汰」をテモチブタサだと思っていた。 temotibutasaと入力しても「手持ち豚さ」としか変換しなかったもんで、ここで始めてtemotibusataと発音すのに気付きました。

by wagayanao | 2014-06-16 21:23


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