2014年 07月 14日
7月14日 (月) 日本の文化は平安時代初期から一気に花開いたようだ。 文字(漢字)が中国から輸入され、それをヒラガナで表現できるようになったのが一番の理由だろう。 文化というと今の時代も平安時代も知的階級・上流階級の人だったと思うが、能・田楽という形で市民・百姓までの大衆文化となったと、今朝思えるようになった。 っていうのは、今日の朝日新聞の記事を見れば、 ↓ はじめての『能』 と大見出しにあり、伊勢物語第23段『筒井筒』が紹介されていた。 『筒井筒』はおとといのブログ【通い夫とハーレム】で書いていた。 伊勢物語は原文ではとても読めない。 現代語訳で始めて理解できる。 伊勢物語すら知らないオレが、ひょんな所から『筒井筒』を知り、たまたま読んでる月刊誌「清流」に載っていた。 なんとなく 男女関係のメロドラマってことだと思いながらブログを書いたが、今日の新聞では『筒井筒』が能として大衆に広まったという。 いつの時代でも難しい話は遠慮だが、エロとかメロドラマは大衆に受け入れられる。それもすごいスピードで。 新聞を読み解くと、文章はさておき、イラストだけを見れば、演劇(能)は主人公と相手役だけ、あとは楽器を演奏する「囃子方」とコーラス隊の「地謡」。 イラストの正面下にある四角ものは、井戸の囲い。 この場面は主人公(男)と相手役(女)は幼馴染で、小さい頃は、井戸の囲いより背(身長)が低かった。 大きくなって互いに背も伸びと男女の求愛をしている場面だろう。 きっとこんな具合に 男 オレは君が小さい頃から好きだった。 女 あら私もよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って感じに。 そいえば、佐渡のお寺?に小さい能舞台を見た記憶もあり、加茂青海神社の『後ろ面の能』を舞う女性がいる って母から聞いたこともあった。 たしか加茂市?の無形文化財に指定されていて、だいぶ昔に亡くなったって記憶もある。 今度 UKOちゃんにあったら 聞いてみよう。 新聞の左に「林望」さんの記事ものっていた。 林望さんは「倫風」 という小冊子に毎月投稿している人なので知っているが、読者に遠慮してか 「井筒」は「伊勢物語」を完ぺきに理解する必要があり、初心者には難しいかもしれません。 とコメントしている。 当方も初心者の部類だけど、 たまたま平安時代の男女関係(貴族)をちょっと知っていただけに、けっこうスンナリと我が頭の中に入ってきました。 平安時だも平成時代も男女関係は「なーーーンも変化なし」。それも貴賓関係なく平等。 ▼ 夕方 「マヌケ」っていうか、『あんた何やってんの???』って光景にでくわしました。 ↓ けっこう大きいアマガエル。 なんだか蜘蛛の巣を引っ掛けてました。 まさか蜘蛛の巣につかまって身動きできないはずはない。 心配性な女房は助けてやりました。 ↓ メデタシ・メデタシ。 オマケです。 今日の夕焼け ↓
by wagayanao
| 2014-07-14 21:01
|
アバウト
カレンダー
以前の記事
2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||