2014年 09月 10日
9月10日 (水) 「桃太郎」 ・ 「一寸法師」などの昔話のパターンはだいたい同じ。 真面目だけど貧しい老夫婦に子宝が恵まれ、成人するにたいそうな稼ぎをし、メデタシ・メデタシ っていうパターン。 で、登場人物も架空であり、物語も子供向け。 「かぐや姫」は一部を除き、フィクションだ。 「かぐや姫」は日本最古の物語だそうで、原話は『竹取物語』。 竹取を生業とするオジイチャンは、讃岐造麻呂(さぬきのみやつこまろ)という竹取の翁(おきな)と源氏物語の絵合わせの巻に書いているそうだ。 源氏物語も実話なので、かぐや姫のオジイチャンも讃岐地方豪族だったってことでしょう。 話は変わるが、「竹取物語」はれっきとした「古典文学」 コテンなんて言うと頭が痛くなるが、中学で教えているという。 我が若宮中は教えてもらえなかったような気もするが・・・・・ 中学のコテンの授業でこんなことを教えていたそうです。 ↓ ↑を読んでみればわかるとおり、たいして貧しくもない爺さんは、光る竹から可愛い赤ん坊を拾って育てたお礼に、金色の竹から、コガネがゾクゾクとたいそう金持ちになったとしか物語にはない。 5ページ・6ページには、結婚適齢期のかぐや姫に対し、プロポーズした男性をことごとく 無理難題を押し付けて断ってしまうありさま。 かぐや姫も生まれた月に帰らねばならないが、爺さんは、屋敷のまわりに兵隊で囲み、月の使者を追い返そうと意地悪もした。 結末は兵隊なんて なんのそので、迎えの天女たちと天馬に乗って「月」へ帰っていったとさ・・・・・ かぐや姫は爺さんとの別れ際に、 私を恋しく思う時は、下着?脱いでおいていくので私と思ってくださいと 言ったとか言わなかったとか・・・・。 そして もうひとつ 爺さんに贈りものを渡した。 不老不死の薬です。 爺さんは、かぐや姫に会えないなら、不老不死の薬をもらっても意味がないと、近くの大きい山のテッペンで焼いたそうだ。 その山は 「ふしの山」(富士山)だそうだ。 ▲ 『かぐや姫』も結末はメデタシ・メデタシのようだが、 爺さんには婆さんがいたはず。 若いオナゴに熱を上げる爺さんに婆さんは嫉妬しかしないだろう。 ▲ 平安時代初期の物語というと、1200年も昔ってことになる。 上流階級といえども、「満月」に思いを寄せて、物語をつくったことに驚きだ。 たかが「満月」。 されど「満月」 。 ▲ 今晩の「満月」は気持ち 下のほうが欠けている。
by wagayanao
| 2014-09-10 22:41
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