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我が家のパート5

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2014年 11月 29日

因果応報

11月29日  (土)

「国盗り物語」を読んでいる。 ジャンルは歴史小説だが、読み方によって感じ方が違ってくるのがわかるようになってきた。

仏教用語で「因果応報」という言葉があり、“原因に応じた結果が報いるということ” だ。

斎藤道三は、上司を殺したりとかなりの悪党。 本人も「悪因悪果」(悪いことをすれば結果は悪くなる)を自覚しながらも、「善因善果」」するものこそ真に勇気、智力ある英雄と信じていた。

道三は幸若舞の「敦盛」を好んでいた。 ↓

人生50年

化転のうちにくらぶれば

ゆめまぼろしのごとくなり

↑ は信長が明智光秀に襲撃された最期に舞いながら歌った。

信長は道三の娘婿。明智光秀は道三の弟子の子。 子供・孫の代で道三の「因果応報」ということでしょう。

ただ、我々のように第三者から見れば、「悪因悪果」・「因果応報」とみるが、当の本人である道三・信長・明智光秀は悔やんではいないだろう。

信長も光秀も精一杯の仕事をしながら、先はどうなるかわからない状態。 これは誰も同じ。

△ 集団的自衛権など強硬な安倍内閣には賛同できないが、10年・100年後には安倍内閣の決断の良し悪しがやっと決まるだろう。

by wagayanao | 2014-11-29 21:10


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