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我が家のパート5

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2015年 05月 23日

二股 と 国民性

5月23日  (土)

『二股をかける』 って言葉はだいたいが卑怯な者のするやり方と考える人が多いと思う。たしかに潔くない行動だ。

A子さんは、B男とC男を二股にかける。・・・・・・D子さんは一途にB男を恋してるとすれば、A子さんを卑怯だと感じるに違いない。

結果A子さんはC男。D子さんはB男と結ばれれば、互いにメデタシ・メデタシだが、D子さんはA子さんを一生嫌うだろう。

二股をかけるって、卑怯な行動のようだが、当事者にとっては、「生きる死ぬ」の重要な問題だったんですね。

関ヶ原の戦いでは、陣営は東と西に真っ二つに割れた。 が、東も西も共に秀吉の配下であり、西軍は秀吉の子である秀頼を立てている。

家康は東西の配下の会議(小田原?)で、西軍に加担しようとする人は、この場から立ち去り、国へ戻って戦の準備をしてくれという。

その会議で小・小大名?の真田幸村だけが、毅然とした態度で席を立ち、国へ戻ったという。 他の大名はその場では意思表示もなく、西軍に加担する武将が多かった。

幸村は男のなかの男って感じだが、幸村と二男は西軍・幸村の長男は東軍と、関ヶ原の戦いではどちらが勝っても、真田家は生き延びれる作戦だった。

その後の大阪の陣は、織田信長の子も西と東に別れ、明治まで家系を絶やさずに生き延びた。

↑ は天下分け目の戦だから「二股」はしょうがないと思いもあるが、現在、生き延びるに「二股」を選択しざるを得ない事もある。

例えば選挙(とくに市長選)

公にはA候補派の社長は、裏にまわればB候補を応援したりもする。 選挙の結果B候補が当選しても便宜が受けられる算段だ。 

民間の建設工事の入札は元請けとなるゼネコンは1円でも安く見積もろうと、工事種別事に何社からも見積もりをとり検討する。

ところが、その段階での下請け業者は元請けとなるAゼネコン・Bゼネコン・Cゼネコンに見積もり金額を変えて提出する。 民間工事だとお客とゼネコンの関係。ゼネコンと設計事務所の関係・お客と銀行の関係などで、だいたいの落札業者(ゼネコン)を下請け業者は推定できる。

ゼネコンへの見積書はA・B・C社同じ金額でも営業で、貴社には〇〇%引きと差をつけ、落札できなかったゼネコンにも配慮は怠らない。

建設業界の下請けは「二股」どころか「十股」ぐらいにしないと。安定受注できないから。

男女間・企業も生き延びるに?仕方ない選択だが、国家間同じだ。 ただ共通するのは、「二股をかける」のは弱者であることだ。

韓国と日本の関係はギクシャクしているが、韓国外交は強国の狭間にたち苦労してるようだ。

ロシアの戦勝記念で、ウクライナ問題でアメリカに遠慮し欠席の意思表示を示したが、その戦勝記念に招待された中国とも安重根の記念碑建立などでアンチ日本のタッグを手を組んだり、従軍慰安婦問題やその戦後の民間人倍賞をアメリカ議会で訴えたり、あの手・この手で日本に揺さぶりをかけている。

しかし、日本とアメリカは切っても切れない関係のなかで、韓国の外交は「二股」どころか「三股」をかけなければ政権が続かない。

というのは、韓国は急速に軍事・経済と台等した隣国「中国」に気をつけねばならないから。

冷戦が終わり、ソ連がロシアに変わり、極東地域再開発と中国経済にも韓国は視野にいれないと、日本以上に資源のない国で、軍事力が弱いだけに、アメリカ・ロシア・中国といい関係を築かねばならない。

アジアインフラ投資銀行の出資も積極的に参加したいし、出資額も第二位の規模にしたいんだろうが、ロシアより出資額は上まわれないし、アメリカにも嫌われたくない。で 結局日本より上でインドより出資額を下げたのが、アメリカ・中国・ロシアへの「三股外交」ってことだろう。

また韓国の国民性も「カンコク アズ ナンバー1」というプライドがあるだけに、韓国の政治は日本・アメリカ・中国・カンコクプライドという「四股」政治となり、政権を維持するだけで大変だ。
またどれか一つでも蹴飛ばしてても尚大変。

結局 政治がうまくいく国は、」長い目で見れば国民性が賢く穏やかな国であり、短いスパンで上手くいく国は大統領なりの主導者だけの力量ということですかね。

△ まッ 結論から申せば、『二股をかけない』 ってことが一番ですかね。

by wagayanao | 2015-05-23 21:49


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