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2015年 10月 18日

たたり と 白クマ

10月18日  (日)

たぶん20代の頃に読んだ本だろう? これ ↓

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この本は「昭和新山」を含め、6編の短編小説。 それを読み返したがさっぱりと覚えていないもんだ。

太平洋戦争末期に爆発した有珠山だ。 当時の火山用語は現代と違い、それだけ学術的にも進歩したということだろう。

火砕流などの言葉はなく、『熱雲』と表現し、熱雲のために多くの死者を出した・・・・・なんて文章だ。

また、「寄生火山」なんて言葉も初めて耳にする。 洞爺湖周辺は火山地帯で、有珠岳周辺に金毘羅山・西丸山・明治新山・東丸山・・・・とありそれらを含めて「寄生火山」と呼んでいたらしい。

なら富士山の脇に噴火した宝永火口も山の形を整えれば、富士山の寄生火山とも呼ぶんでしょうか?

まッ どうでもいい話だが、主人公は郵便局員のかたわら、有珠山の火山活動を観察していた唯一の人で、戦争中でもあり、今でいう「報道官制」がしかれ、軍部から言論の圧力を加えられたという。

いつの時代でも、一般人は世論や、リーダー的な言論に左右されやすい。 時代が進歩した現代は新聞・テレビなどのマスコミの影響が大きくなっている。

TPP反対・集団的自衛権などの報道を見ていると、悪は政権で、善は国民という構図。 沖縄も同じような構図で報道している。

政権を維持するには、そういった報道のあり方を対処できるかが大きなポイントになっている。 今のところ阿倍内閣は薄氷を踏む思いで、かろうじて前進している感じがしないわけでもない。

文明が発達する以前(明治期よりも前)も、そういった自然災害・疫病・敵国への恐怖心など、政権は相当苦労し、そういったマイナス要因を逆手に利用したりもしている。

平城京から平安京へ遷都した「桓武天皇」も子供が生まれる時に、白い鹿が現れたとか、大きな虹が現れたとか政治利用していた。

日本書記にも白鹿・白猿・白兎などが発見されると、瑞兆・吉兆として喜ばれている。

(同じ手口でも北朝鮮も使っている。)

で、この本の昭和新山の3部目は『まぼろしの白クマ』 。  で、白クマは南極や北極にいるクマと思っていたが、正解は北極。 南極には白クマはいないそうだ。


ところが、その「白クマ」。 新潟の山の中に白クマの一族が棲んでいるという話。

白クマを見たというのは、なんと千代という女性で弥彦線の終点越後長沢駅(今はバスターミナルとホームセンタームサシ付近)を下車し、まる1日山道歩くような山奥の部落が生家だそうだ。(たぶん吉が平?)

で、白クマを発見した場所はというと、↑の南蒲原郡・北魚沼郡・南魚沼郡といずれも福島県との国境付近だそうだ。 粟ヶ岳・守門岳から八海山付近を縄張りにしているらしい。

えッ北極にしかいないはずの白クマが日本に?それも合併後の我が三条市?にと興味深深と一気にこの本を読んだが、最後に この小説はある論文よりヒントを得て書いたものであり、登場人物は全て架空であるという。
結局、日本には白クマは最初から存在せず、突然変異による「白子」。

う^^~~ん残念。

有珠山爆発で農民は降灰や隆起によって田畑をあきらめたようだが、自然の回復力は凄まじいものがあり、元のように農作業ができるまでに回復した。

東北大震災で大打撃を受けた漁港でも、津波による被害も大きかったがカキの養殖場も以前よりプランクトンが増え、カキの成長は震災前の倍以上の速さで出荷できるまでになったという。
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by wagayanao | 2015-10-18 20:46


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