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我が家のパート5

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2011年 10月 31日

お金

10月31日  (月)

楽をして金儲けしたいのは誰でも思う。

だいぶ前の「ネズミ講」などはいい例だ。バブルも同じ。

うまく切り抜けた人はいいだろうが、だいたいは大損である。

1630年オランダでチューリップの球根がバブルを産んだ。 チューリップの球根1個が最高値で1万1000ギルダーになったそうだ。 どのぐらい高いのかはその当時のオランダのレンガ職人の30年分の年収だったそうだ。

この1週間の新聞記事より

5月以降投信 運用損が10兆円 と出ている。

国内外の株式や国債などで運用する投資信託の価値が5月以降で合計10兆円目減りしたそうだ。


トイレットペーパーを作る会社の偉い人は、ギャンブルで100億円すっちまった。
1万円札をトイレットペーパー代わりに使う感覚なんだろう。
計算してみました。
1日20枚(20万円)トイレットペーパーで使うとする。
1年で7300万円。
ということは、約137年もかかってしまう。


中国では賄賂が横行している。限られた一部(政治家・役人)などは、どこにもある話だが

医師・教師・警察・消防・新聞記者などすこしでも利害関係に立つ人の間でも横行してる。

まともに診療してもらうに医師に祝儀を渡すのが常識だそうだ。祝儀を渡さなかった妊婦が、腹いせに出産のドサクサに肛門を縫い合わされる事件もあったそうだ。

有利な記事を書いてもらうのに、記者会見では記者に賄賂を行うのも普通の事。


欧州危機は大筋で合意と出ている。

EFSU・ECBなど聞きなれない言葉で、よくわからんがギリシャの国債の半分をパーにしてもらうそうだ。それだけでは焼け石の水なので、銀行など金融機関の資産を現状に照らし合わせ再評価し、資産不足となれば自己増資やEFSU(欧州金融安定化基金)が資本注入したり、財政不安の国の国債を買ってやったりするらしい。

どのくらい不足なのかもよくわからない。大雑把に政府債務残高はギリシャ国債が50兆円、イタリアが200兆円。これらが「パー」になれば恐ろしい事態だ。

ちなみに債務不履行した国は、

ロシア 1998年 5.5兆円 

アルゼンチン 2001年 6.2兆円。

ウルグアイ 2003年 4千億円

以外と額が小さいように見えるが当事国は大変だ。銀行はつぶれ、失業率はあがり、物価高になった。


中国の鉄道事故の影響で資金繰りが悪化し、1兆5000億円滞っているそうだ。鉄道建設は自転車操業で完成してはその収入をあてにし、次の工事を繰り返していたんだろう。

中国のバブル(土地・建物)のにおいがしてきてる。

アメリカの財政赤字もすごいが、郵便局の赤字もすごい。規模が日本の10倍だ。

実態経済よりも金融機関(投資家)のもつ資産が多すぎるため、世界中にその金が飛びまわっている。

ヨーロッパから・アメリカから・中国から その金がドーッと日本になだれ込んできそうだ。

大恐慌になれば1ドル30円・40円になるかも知れない。


お金をお金で売買するのは犯罪という常識の世界にならねば・・・と思う。

チュウ―リップの球根は1個せいぜい高級なもので500円だ。

by wagayanao | 2011-10-31 21:05


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