我が家のパート5

ryoumasana.exblog.jp
ブログトップ
2011年 11月 23日

幸せの尺度


11月23日  (水)

「ブータンに魅せられて」をもう少しで読み終える。

筆者の『今枝 由郎』氏は先日、訪日した第5代国王の前の第4代国王時代に「ブータン国立図書館」の顧問という立場で10年間暮らした。

この本一冊よめば、あらかた、ブータンの歴史・政治・経済・国民性がわかる。

といっても第4代国王を称賛するような文章が大半だ。

ブータンは【国民総幸福度】は世界一の国とあるが、その尺度となるものはない。

タイムリーというか今日の朝日新聞35面に【幸福度って測れるの?】の特集記事が載っていた。

法政大大学院の坂本光司教授の研究結果では、幸福度ランキングは

1位  福井県

2位  富山県

10位  新潟県   38位 東京都   47位 大阪府 だったそうだ。

出生率・平均寿命・完全失業率・待機児童などを点数化しての結果なんだろうが、

1位の福井県では、持ち家と出生率の評価は満点だが、完全失業率は全国ワースト2位である。
福井県は日本有数の原子力発電所の立地県が評価をあげたんだろうか????

最下位の大阪は刑法犯認知件数、生活保護率、完全失業率は最低の評点1で、すべての部門で改善が必要と評価されたらしい。
日本で「最下位」と評価されても、幸せと答える大阪人は多いそうだ。

話を本の話題に戻すと、終章 「ブータンはどこに向かうのか」に 

持続可能経済的厚生福祉指数漢字を読むだけで大変だ)これを、元世界銀行の経済学者ヘルマン・ダリーと神学者ジョン・コップ氏が1981年に提唱したそうだ。

これは、家庭の消費財支出を出発点とし、無報酬の家事の価値を加えている。そこから犯罪、事故、公害のコストなどを差し引き、さらに環境の悪化、自然資源の消費なども減算するそうだ。


真の進歩指数 これはアメリカの「進歩の再定義財団」提唱している指数で、

ボランティア活動の価値を加え残業勤務による自由時間の損失も計算に入れている指数だそうだ。

それによると、

アメリカでは、1950年代から1970年代までは「真の進歩指数」は国内総生産に比例して上昇するが、それ以降国内総生産から決別し、下降しはじめたそうだ。

持続可能経済的厚生福祉指数はイギリスも同様の結果のようです。


新聞記事では、こうも書いてます。

曹洞宗大本山永平寺の西田布教部長は、「福井のように雪深いなど自然の厳しいところでは、『何も起きなかったらありがたい』と考える。それが幸せにつながるのでは」・・・と笑みを浮かべて話したそうだ。

笑みを浮かべて話したということは、この部長は相当な修行をし、徳を積んできた人生なんだろう。

修行僧は冬でも暖房のない生活。僧は頭にタオルを巻き、マスクをして寝る。質素な食生活。


ブータンも同じような生活なんだろう。仏教国だからお寺にはお参りし、徳をつむ。
これが「幸せ」の要素・指数なのかも?
[PR]

by wagayanao | 2011-11-23 21:25


<< 一歩 手前      3回目に >>