人気ブログランキング | 話題のタグを見る

我が家のパート5

ryoumasana.exblog.jp
ブログトップ
2012年 01月 20日

コダック

1月20日  (金)

朝日新聞一面に、【米コダック破綻】と報道。

新聞によると「デジタルカメラ」を開発したのは、コダック社。

デジカメが普及するにつれ、フィルム需要が急減。 それに対応できなかったそうだ。

「対岸の火事」・「他山の石」とみるか、日本の大手製造業は、体力のあるうちに反省しなければと思う。

中国企業名はよくわからないが、韓国の「現代」・「サンスイ」は脅威的な成長率で業績をのばしているようだ。

ウォンはドルと連動し、円高ドル安で韓国企業は輸出を増やしているだけではない。

自動車では、技術・デザイン・性能などはトヨタに匹敵するほど実力をつけている。

テレビなどの家電品は「技術」は日本企業以上になっているそうだ。

決定的な違いは、技術にたいする投資が日本企業以上。

日本企業は株主に遠慮し、利益を追求し、労務費の安い国へ工場の海外移転や設備投資の節約をしている。

要は「開発費」を抑え、「利益重視」路線に走ったために、「現代」・「サンスイ」に肩を並べられ、追いつかれた・追い抜かれたのだろう。

経済が好転しないのは、日本の政治のせいにしないで、 製造業の原点から見つめ直す時だと思う。

いくら資本を増強しようが、業者間で合併を繰り返し巨大企業になろうが、技術力のない商品では、誰も見向きもしない。

任天堂は、一昔前は「花札・トランプ」を作ってる小さな会社だったが、ファミコンを開発して、世界のトップ企業になったように。

大手企業に「喝ッ」だ。

救われるのは、

現代1社に対し、日本はトヨタ・日産・本田・・・。

サンスイ1社に対し、東芝・日立・松下・・・。と数的に有利。 

大手製造業の経営者は「株主」に目配りするのは、当然としても 1億2000万の国を船頭役だと自信を持ってもらいたい。

大きな声で言えないですけどネ。 040.gif

こうも不景気が長引くと オレ等チョウ零細企業は きびしい もんで

by wagayanao | 2012-01-20 20:28


<< お歳暮と年始      短編小説 >>