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我が家のパート5

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2012年 07月 06日

虚栄心

7月6日  (金)

年をとると、昔の栄光がよみがえってくるのは、オレだけではないだろう。

いつの時代でも、年寄りは「昔はよかった。」・・・と繰り返す。

東京や大手企業は別として、バブル崩壊後の地方経済は一向によくならない。

地元業者でも、景気のいい会社は勝ち組の企業の協力業者くらいだろう。

日本経済が右肩下がりに後退して20年は経つだろうか? 原因は色々とあろうし、アホな政治家も選挙のたびに景気回復と叫ぶが、選挙が終われば ハテ? 愚策?の繰り返しを続けている。

不景気の原因なんて一つだけなんです。

名門 若宮中学校の歴史を見れば一目瞭然。 オレ等の卒業時は44人学級で6クラス。 ところが今じゃ20人学級の2・3クラスだ。

4つ下の女房は都会?だったため、47人学級の7クラスだったそうだ。
で、おまけの話
女房の担任はトモサク先生で8月15日に同窓会だそうだ。

子供数が多いから学生服やノートが100万着・100万冊売れてた時代から、少子化で20万着・20万冊しか売れなくなった。いくら企業努力しても絶対数には到底かなわない。景気が悪くなるのは当たり前。

また当時はほとんどの世帯が貧乏だったが、貧乏なりにプライドが高く、虚栄心もあった。

タバコの点火具である「マッチ」でさえも、高級キャバレーでもらえる空箱を大事にとっておき、中身のマッチは安物を補充していた。箱の横にくっつてる「ヤスリ紙」のような擦る部分はなるたけ減らないよう、こじるような点け方もした覚えがある。

ライターもダンヒルなど舶来商品で、1か月の給料ぐらい高いライターを持っている「虚栄」のかたまりのような者も大勢いた。

万年筆もそうだ。クリップ部が矢のマークの「パーカー」を使っている人は、知識人であり「学」がありそうにも見えた。

貧乏人でも1カ月の給料では買えないステレオも、親ローンや月賦で買っていた時代でもあった。

ところがどうだ。今の時代は。

タバコの点火具のライターは使い捨ての100円。

万年筆なんて持ってる人はいない。 今の小・中学生に万年筆がわかるもんもいないかもしれない。

ステレオも同じ。当時4・5万円もしたが、今では1万円を切る。

少子化と一緒に虚栄心まで捨てた日本の景気が下がるのは 当たり前だ。

アホナ政治の愚策でエコポイントとか〇〇優遇なんてのは、100円の商品を国が20円補助(税金)し、80円で売っている。

東電は電気料金の値上げ幅を10%以下に抑えると言う。資産3兆円の東京電力が原発事故補償と復旧で資産が吹っ飛び、事実上の倒産会社。 本音は電気料金を値上げせんでもいいんです。
いくら赤字になろうが、社員に給料を払えなくなろうが、国(税金)で補償してもらえる仕組みになったから。

ついつい 愚痴になりました。

日本人よ。再び「虚栄心」をもとう。見栄でもなんでもいい。高価な品物を買い求めて、リッチな気分になろう。
経済は右肩上がりになること間違いなし。

by wagayanao | 2012-07-06 20:32


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