2012年 09月 12日
9月12日 (水) お経(経典)には3つのジャンルがあるという。 それを細かく分ければ「八万4千の法門」があるという。 その膨大な経典はその内容から経・律・論の3つに分類されるそうだ。 でその説明です。 経・・・・・「法華経」・「阿弥陀経」などの経典がこれにあたるそうだ。葬儀のおりには必ず聞いています。 律・・・・・仏教の教団の規律や仏教徒が守らなければならない規則。たとえば殺生をしてはいけないとか、ウソをつてはいけないとか、お酒を飲んではいけない・・・・・などの規則の集成だそうだ。 論・・・・・経や論にたいする注釈書。また後世の学僧が独自の理論を展開した思想書だそうだ。 ちなみに西遊記の登場する「三蔵法師」はこの経蔵・律蔵・論蔵をすべて読破して仏教に精通した僧侶のことを三蔵法師と呼んでいる。 西遊記の三蔵法師は7世紀頃の僧侶でありこの前後には、100人以上はいたそうだ。 曹洞宗の開祖「道元」様も中国で修行され悟りを開いて日本に帰って来て、曹洞宗を広めた訳だから、三蔵法師ともいえる。 近年では、たとえが悪いかもしれないが、「オーム真理教」・「立正佼成会」・「創価学会」の開祖も三蔵法師ともいえる。 お経で「般若心経」は昔 解説本を買ったことがあるが、我が家のどこかにまだあるはず。 そもそも「般若心経」は2500年前のお釈迦様(釈尊)の教えを後世の弟子が仏典にまとめたものであり、インドで生まれ育ったお釈迦様は当然インド語だ。 それが中国で漢字になり日本に伝わっている。 当然 日本でお経として読まれる「般若心経」の漢字だけでは意味はわからない。 インド語・中国語と変換され、アメリカを亜米利加と書くように、なんとなく意味が通じる程度。 般若心経の最後のほうに出てくるギャーテイ・ギャーテイ・ハラーギャテーイーの「ぎゃーてー」は一種の呪文であって、毒蛇に噛まれたときや、災難あったときなどに唱えられたという。 日本語で騒がしいことを「ギャー・ギャー」というがここから生まれたかもしれない。(想像です) 49日に定光寺から写経をするため こんな小冊子をもらってきました。 ![]() ![]() 大津のいじめ問題などを考えるときに、幼少の頃から上記の三蔵のうちの「律」を教える時期になってるかもしれない。 教師や教育委員会だけを「ヤリダマ」に上げれば解決できる問題でもないし、宗派を問わず「仏教界」が先陣をきってもらいたいもんだ。
by wagayanao
| 2012-09-12 21:22
|
アバウト
カレンダー
以前の記事
2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||