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我が家のパート5

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2012年 11月 23日

葉っぱの生涯

11月23日  (金)

バタバタし、紅葉見物は今年は無しだった。

コウヨウは漢字でかけば、紅葉・黄葉と どちらでもいいそうだ。 

コウヨウする植物にとっては、どちらでもいいとは、ないそうだ。 植物に失礼なことのようでした。
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イチョウなどの黄色くなる黄葉は葉緑素が消えて、もともとあるカレチノイドの色が現れて黄色になる現象という。

紅葉は離層ができて、葉っぱの養分が移動できなくなり、養分のアミノ酸からアントシアンなどの色素が作られ、紅色に紅葉するそうです。

ん!034.gif 待てよ! なんかこんなこと書いてる本を読んだよな・・・・て見つけてきました。

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たかが 葉っぱでしかないが、葉っぱも波瀾万丈な人生なんです。

落葉樹は春とともに、やわらかく初々しい緑の葉っぱが誕生する。

光を浴びて 光合成という職業を 一枚・一枚の葉っぱは仕事をする。

それ以外に 夏の暑い日も必死に汗をかいて、体温を下げようと一生懸命に働く。

かく汗がなくなれば、グッタリとし、垂れ下がる。

たかが葉っぱでも 一生懸命だってのがわかります。

冬が来れば 寒く 水分は凍ることも 落葉樹は知ってるのです。 葉っぱどころか、枝や茎が凍れば 本体は死んでしまう。

凍る前に、 葉っぱは、自分の持ってる養分を枝や茎に移し、離層を作って ちょっとした風でも葉っぱの生涯を終えるように準備するそうだ。

落ちた葉っぱは繊維質ばかりで、ほとんど栄養分はないそうだ。

そういえば 黄色や紅色に紅葉した葉っぱに 青虫などの幼虫はみたことがない。


そんな科学的な事を知らんでも、 紅葉を見に行く人の心の中には、 どう表現していいのか 「わび・さび」の心を持った人が多いのかな? って気もする。

落葉した「葉っぱ」さん 御苦労さまでした。 056.gif 032.gif 056.gif

爺ちゃんも逝く前に、自分の養分を子供・子孫に残していったんでしょう。

by wagayanao | 2012-11-23 19:49


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