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我が家のパート5

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2012年 12月 28日

勝敗と防衛軍

12月28日  (金)

勝敗は時の運 なんて格言もあるが 誰がそれを決めるかの方が重要なようだ。

スポーツならルールにのっとり勝敗が決する。誰も異論・意義を挟む余地はない。 たまに誤審もあるが、それもルールに入っている。

なんで「勝敗」なんってタイトルかというと、新安倍政権は集団的自衛権というソフトな言葉を隠れ蓑にして、自衛隊を国防軍に格上げし、米軍の極東地域の肩代わりを日本軍が行うように思えてならない。

当然 憲法9条は180度変わる。

北朝鮮や中国の台頭で、日本軍は専守防衛から、大幅に北や中国の軍事力を強化し、抑止力をつける狙いが、安倍総理の言動から垣間見える。

今日の新聞で安倍総理は、防衛大綱を見直し・米軍と連携強化とある。アメリカは日本以上に赤字であり、その負担を日本に求めるのは当然の成り行きだ。

司馬遼太郎は「坂の上の雲」を書き終えて、これだけは映画化・テレビ化にしないでくれと言っていた。

日露戦争を題材にして、事実大勝利だった戦争を賛美するようなことは、よくないと言っている。

陸軍は旅順攻撃で難儀したが、203高地を占領してからは、そこから監視しながら山越えに旅順港のロシア基地を砲撃し、ウラジオストク艦隊を全滅させた。その後奉天までロシア陸軍を北に退却させるに成功した。

児玉源太郎はそれを5分5分から6分4分にもっていったに過ぎないと言っている。

勝った・勝ったの軍配は国際世論を牛耳っている「イギリス」の宣伝のたまもの。 

すぐ後にバルチック艦隊が全滅するという、侵入軍が全滅し、それを迎え撃つ防衛軍が無傷だったことは、この戦いで歴史上 最初で最後であった。

で、結局 戦争とは(1900年代より)自国の政治的安定以外 何物でもない。

太平洋戦争は日本軍部の安定。

イライラ戦争は自国の安定を相手国を悪者にする。

朝鮮戦争・ベトナム戦争は共産主義と資本主義の安定によるもの。

湾岸戦争なんてとんでもない。ブッシュ政権維持だけの戦争だ。それも世界中を巻き込んで。

それらの戦争で 勝った国はどれほどの恩恵・利益があったんでしょう? アメリカと同盟軍が湾岸戦争で勝ったとしましょう。 じゃー どれほどアメリカと同盟軍に利益があったと思いますか?
利益なんて問題じゃない。 フセイン政権を倒し、イラクを独裁国家から民主国家にしたじゃないか・・・・という考え方もあるが、

アレだけピンポイントで多国籍軍がハイテク兵器を惜しげもなく使った戦争経費を10兆円としましょう。 日本は パウエル?チェイ二ー?ブッシュに脅迫され1兆円近くだした。 一応 イラクは戦後賠償してるようだが、日本にその賠償が還元すらされていない。 すべてアメリカとイギリスのネコババのようだ。

どんな戦争でも勝利国で賠償金をもらって潤う期間はせいぜい10年。 戦費や兵士は税金と下層階級

この行動と考え方が普通の国であり、日本も普通の国になろうとしている

安倍総理は日露戦争大勝利した当時の日本の防衛軍が忘れられない。

防衛軍が大勝利したのは日露戦争の前も後も存在しない。 

by wagayanao | 2012-12-28 21:33


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