2013年 08月 22日
8月22日 (木) 1時間に50mm程度の激しい雨を気象庁は『バケツをひっくり返したような雨』と表現している。 で、その雨の様子を目で確認できる。 住宅の雨どいだ。枯葉で詰まってる雨どいは別だが、新品の雨どいで、トヨから吐けきらないで屋根から直接 雨が落ちるほどの激しい雨。 その2倍・3倍の信じられない豪雨が最近多い。 雨って空気が結露して水となって降る現象なんですが、空調設備の設計で使う「湿り空気線図」を使えば計算できる。 ↓ ゲリラ豪雨の解説です。 赤道付近の太平洋高気圧は温度は高いがそれほどの湿度はない。水も空気も一緒だが高い方から低い方へ流れ出る。 ってことは太平洋高気圧の中心から外周部に向かって風が流れるってことなんです。 北半球では流れ方が時計方向。反時計方向であれば、ゲリラ豪雨はあり得ない。 ↓ で、太平洋高気圧から流れ出た空気が日本列島に回り込むようにして入ってくるが、道中でも海水温が高いため、ドンドン湿気を吸収して日本にくるんです。 大陸にも冷たい高気圧があり、それがジェット気流の流れによって日本海沿岸まで来る。 それが『ガチンコ』すると大変なんです。 ゲリラ豪雨と呼ばれる限定地区を30Km四方として計算してみました。 ↓ 34度・湿度70%の空気が28度湿度80%まで冷やされると、30Km四方で 1,620,000トンもの膨大な量の雨を降らせます。 数字が大きくて実感がわかないが、1m四方に直すと1.8Kgで1升ビンの量。 1時間に50mmの雨の量は1m四方で50Kg。(1分間当たり0.8リットル)ってことは計算上の雨を2分で降らせれば50mm以上の猛烈な雨だが・・・・・・ ありゃ~。どっかで計算間違いしていたようだ。時間がないので訂正などできない。 積乱雲の高さも3Kmとしたが6Kmとすれば倍の降水量。 まぁッ気象庁も正式には全体の降水量は発表してないし、時間当たりの降水量なら誰でも計れる。 ↑ 負け惜しみ っていうんですね。
by wagayanao
| 2013-08-22 22:07
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