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我が家のパート5

ryoumasana.exblog.jp
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2013年 09月 06日

古地図

9月6日  (金)

今日の新聞で『大人だって虫捕り』って記事が載っていた。

銀行を退職し、昆虫採集を楽しんでいるという。

古地図_b0193252_21251040.jpg

オサムシはどれほども子供には人気はないが、地域独特の進化をするので愛好家もいるそうだ。

小さい頃、皆川沿いが遊びのテロトリーだった。

古地図です。
古地図_b0193252_21321728.jpg

蒲原鉄道のトンネルをくぐり、定光寺墓地の山を過ぎてからお不動様までの軽トラックが通れる程の道には、『ミチシルベ』という昆虫がいた。正式には『ハンミョウ』という甲羅のきれいな昆虫。 道沿いに人より先へ、先へ飛んでは休み、まるで人の道案内をするような昆虫です。
なかなか子供には捕まえられない。玉虫程ではないがキラキラ輝く昆虫だった覚えがある。

↑の地図上に小さい頃遊んだ記憶は今でも鮮明にある。

ちょいと紹介します。

A・・・・栗拾い
    地図上の2か所が芝栗がたくさんとれる。 5cm程の竹を斜めに切ってのを持参。それで現地で皮をムキ おやつ代わり。 Aから右へ下るとサツマイモ畑。ちょいと失敬して「皆川」で洗って、これも、おやつ代わり。
サツマイモと芝栗は同じ食感で同じ味。

B・・・・蒲原鉄道トンネルの右側は崖になっており、1日中陽があたずジメジメしている。岩場に食中植物の「モーセンゴケ」が生えていて、持参した「ハエ」・「アリ」などで実験で遊ぶ。

C・・・・木工屋と蒲原鉄道の間はノコギリ粉のクズ山。 カブトムシの匂いがプンプンで素手でちょっと掘るだけで
カブトムシのサナギはすぐに捕れる。

D・・・・肝試しの場所。 
皆川は蒲原鉄道の下を潜っている。上流から下流へ泳ぐのだが、1回も成功はしたことがなかった。
水は夏でも冷たく、トンネルの中は真っ暗。先輩の成功したのも見たことがない。

もう一つは鉄道のトンネル。 先輩の忠告?は線路に耳を当て電車のゴットン・ゴットンの音が聞こえなければ 即GO。
もう一つの忠告はトンネルを超えると暁星高校の空手部の練習場があって、そこには血のついた「板」が並んでいると脅しの忠告。

E・・・・・ここは癒し系の遊び場。

皆川の右側は田んぼ。 そこの揚水を兼ねた30cm程の川は貝がたくさんいる。タニシ・カラス貝だったんだろうが、ヤゴ・ビンドジン・カエルの卵・オタマジャクシなどの水中生き物の宝庫。
田んぼを過ぎ なお上流へ行くと左側に『お不動様』がある。 小さな祠(ほこら)で中に剣や鏡を祀ってあった。
その脇は清水が湧きでる?川があり「沢ガニ」の宝庫。 時期によっては2・3mmの生まれたての小さな
沢ガニもいる。
夏はズボンをまくりあげドジョウすくいのような網で子魚捕り。15cmほどの魚も捕れた。ジンケンではなく今思うに「アユ」だったかも?

F・・・・・加茂農林の敷地は子供ながらにも遊んでいい場所があった。 赤門の両脇はセミやモゾは捕り放題。怒られることは滅多にない。怒られる場所は左手の相撲場。ちょっとでも土俵に上がろうもんだら、校舎から怒鳴り声。
ズズズーと進んでいくと、寮へ行く。 この寮の便所には『お化け』が出るという噂。  その裏手にある木工屋(木工試験場)に行くに速足でその便所の前を通りすぎネバならんかった。

G・・・・・畑で戦争ゴッコ。
武器は棒の先に釘でゴムを止め、手元はレバーを細工し、弾は段ボールを切ったので遊んでいた。 道端でもいいが、この畑での「戦争ごっこ」はリアル感があって最高の遊び場。 なぜか秋にしか遊べない。

H・・・・・木材所?にはトロッコがある。かなりのスピードがでて、幼児・小学校の低学年にはかなり危険な遊びだった。

I・・・・・加茂川には「ヨドミ」を使って、桐タンスの材料の桐板の渋抜きで相当数浮かべてあった。 それに乗って「イカダ遊び」。これは 大した面白みがない。高学年になると、刺し網での子魚捕り。 刺し網は高価で、俺らはいつも 下流から刺し網に向かって「シェッ・シェッ」と子魚を追う係。
それでも面白かった。
そんな下積み経験が続いたためか、今でも下積み生活のまんま。

まぁ~冬と雨以外は充分すぎるほど「遊び場」があった。

あっ、明日・明後日は名門若宮中の同級会ためブログ休みます。

by wagayanao | 2013-09-06 22:45


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