2014年 09月 09日
9月9日 (火) スーパームーン・満月は見れない。 三脚にカメラをセットし、雲の合間の名月を撮ろうと思ったが、だんだんと雲が厚くなり、雨まで降ってくる。 サッカー見ながら、写真をとって ついでにブログを書こうって欲ばったのがいけない。 桜の満開の頃は日本各地で、夜店が出るほどのにぎわいがある「観桜会」。 「観月会」って言葉もあるが、桜に比べれば人気の度合い 今の時代各段に落ちる。 花札で【花見にいっぱい】 ・ 【月見にいっぱい】ってのがあった。 どちらも最高点の役で20点をもらえる遊び。 共通の札で 見るは柳の木下で公家風の男。 いっぱいは菊と盃。 この共通札に紅白の幕の桜 か 山上の満月で、『花見に一杯』・『月見に一杯』の役が完成。 月見の風習の下火は、TVなどの普及で余暇の過ごし方が変化したのが一因かも? 昔・昔 1000年以上の昔の「月見」は豪快だった。 嵯峨天皇です。 最高権力を握り、常に上から見下ろす立場の天皇。 庶民と同じに「月」を見上げる観賞はしゃくに障ると、広大な池をつくり、舟を浮かべ水面に写る名月を楽しんだという。 嵯峨天皇の離宮 大覚寺の隣につくった大沢池です ↓ 今年3月に見てきました。 ↓ 池そのものは見るべきものはないが、水面に写る月を見る目的で作るなんて ここ大沢池が最初で最後だろう。 大覚寺統の楠木正成・新田義貞と持明院統の足利尊氏が戦う「新田義貞」の本を最近読み終えたが、この大覚寺を観光する前に読んでいれば、違った感想を覚えたかも知れない。 大沢池の案内看板の 松尾芭蕉の句 です 名月や 池をめぐりて 夜もすがら あまりにも美しい名月を見ていると 一晩じゅう池のほとりを歩きまわってしまう。 って意味でしょうか? なんもネタがなければ、明日は「月とお姫様」の予定。
by wagayanao
| 2014-09-09 21:24
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