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我が家のパート5

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2014年 10月 20日

戦略ミス

10月20日  (月)

スポーツ、特に格闘技では、圧倒的に有利に戦い、ポイントを稼いでも終了間際に柔道なら「1本負け」・ボクシングなら「ノックアウト負け」のシーンはある。

古代中国で、項羽と劉邦の政権争いで、劉邦は連戦連敗。最後の垓下の戦いで勝利し、漢帝国を築いた。

日本でも、平将門が関東を征圧し、瀬戸内海一帯は藤原純友が海賊を味方に制海権をとった。 朝廷滅亡寸前まで追い込んだが、将門と純友の連携はなく、結局両者とも朝廷側に破れ、政権はとれない。

その300年後にも、新田義貞が鎌倉幕府の本拠地鎌倉を攻略し、同盟していた楠正成は鎌倉幕府の軍事の出先機関である京都の六波羅探題を攻略。 新田も楠木も天皇の下で戦ったわけで、当然、鎌倉幕府に変わる新政府を樹立する権利はあったが、同盟していた足利尊氏に新田・楠木とも破れてしまい、足利尊氏に室町幕府を作られてしまう。

すべて、重要な個所で戦術としては大勝利だが、理想・ビジョンを持たないために、日の目を見なかった。

政治の世界も同じ。与党は常に政権党を維持するに、世論を気にしながら政策を打って出る。

対する野党も、その政策に「異」を唱え、世論を野党側に引きつけようとする。

野党は政策だけにこだわらず、閣僚(大臣)の上げ足とりもする。

今日、二人の大臣が辞任をした。 ウチワの大臣には強烈なアッパー。 小渕大臣には強烈なフック。 どちらも一発でノックアウトの大勝利。・・・・・・・・

だが、どうも政権側から見れば、ダメージは大きいが、野党の戦略ミスとしか思えない。

普通なら、強気のウチワ大臣を、ジワジワ攻撃し国会中断の作戦をとり、最後に小渕大臣の政治資金を追求し、ボディ―ブローのようにジワジワ攻撃し足腰フラフラの状態になるまで自公政権を追い詰め最後は集団的自衛権・秘密保護法案・原発再稼働反対・廃案と自公政権転覆は可能だった。・・・・・・

今日の二人の閣僚辞任騒動が出なくとも、自公政権は世論には弱みがある。 

そこんとこは さすがに自公は強い。 世論を気にしながら「小出し作戦」で突破を試みている。

集団的自衛権も閣議決定にとどめている。 数の力で盆前の国会で承認まで持っていこうと思えば出来た。

それを強行しなかったのは、やはり世論が怖い。

消費税5%から8%移行も慎重だった。 結果 世論もそれほど騒いでいない。 今度は10%だ。 

いまだ安倍総理は経済動向を見極めながら・・・・・と慎重。

△ 大河ドラマの軍師官兵衛は並いる武将をまとめあげ、的確に勝てる戦略を秀吉に指示する。

数ある野党のなかで、官兵衛のような役職・人材が必要だ。

△ 我が家のアゲハ蝶も羽化のタイミングを誤った。  戦略ミス?かな? ↓

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ここ2・3日暖かい日が続いた。 ましてサナギの場所は台所。 11月もこようというこの時期に羽化しても、外では生きられない。 また家の中で、ヒラヒラと飛んでもらっては迷惑千万。

今日羽化したアゲハの他に、台所に2匹・風除室に2匹の越冬組のサナギがいる。 台所の2匹のサナギは風除室に引っ越してもらおう。

by wagayanao | 2014-10-20 21:20


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