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我が家のパート5

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2015年 02月 19日

保安官

2月19日  (木)

昔のテレビで「ララミ―牧場」 「ローハイド」なる番組があった。 カーボーイや☆マークを胸につけた保安官がかっこい・・・・・と少し記憶にある。

悪役から絶体絶命のピンチを一人のヒーローが救ってくれるパターンのようなテレビだったんだろう。

日本の時代劇なら武器は日本刀。西部劇だから武器はライフルか拳銃だ。 悪役を倒したときのヒーローは銃口を口によせ『フッー』と息を吹くシーンも何度かあったようだ。

当時は10歳前後だから50年ほど前のテレビだったんだろう。 さらに記憶は薄くなり、「怪傑ハリマオ」 「アラーの使者」なんてヒーローモンもあった。 ハリマオの主題歌は記憶にあり、ユーチューブでも聞ける。

ちなみに俺らの世代になると、チョット進歩し、「少年ジェット」なるヒーローモンだ 「ウ―・ヤ―・タ―」のかけ声で敵を倒すのみワクワクしながら見ていたんだろう。

「アラーの使者」はほとんど覚えていない。 というよりもテレビがなかったかもしれない。 「アラーの神」の登場で敵をバッタバッタとやっつけるテレビだったんでしょう。 
当時は「アラーの神」はすごい。なんて思っていたが、いまになって考えれば、イスラム教の神様だったんですね。

アラーの神の風刺画を描いたらイスラム教徒から非難の声があがり、悲惨な事件まで発展したのは最近な事。 なら 50年以上前に日本で放映した『アラーの神』の再放送でもしたら、このトゲトゲした世界をマールク納められかもしれない。
これこそ 安倍政権の世界の平和に貢献する日本だろう。

日本人ジャーナリスト二人がイスラム国と称する野蛮人に殺された。 理由は「報復」というが、真意は????と疑問符がつくのは当方だけではないだろう。 イスラム国の兵士はテレビで見る限り「悪党」そのもの。チンピラ・ヤクザより悪い。なんせ黒装束で目出し帽も黒で顔・表情・人種すらわからない。

正義の味方ならもっとカッコよくしないと・・・・・・。

昨年暮れ 美智子妃殿下が、世界は報復の報復と悪い方向にいっている・・・と嘆いていました。

イスラム国はビン・ラディンの支持者の枝別れだという。 ビン・ラディンは当初アメリカよりだったが、いつのまにかアメリカを敵視し、9・11を起こした。 報復の報復です。 これに対し、アメリカは後ろにフセインがいると勘違いし、イラクをガンガンに空爆し地上戦にまで突入。
フセインは逃亡中に殺されたが、戦争の名目である大量破壊兵器やテロリストを操っているなんて事はなく、ブッシュ大統領も辞任後に あの戦争は間違っていたと認める発言もしている。

そのテロリストは世界中に散らばり、報復の報復の報復だと報復を繰り返し、アメリカはアフガンに拠点在りとみて、アフガニスタンを空爆。 人っ子一人いないような山岳地帯を空爆。 なんだか琵琶湖のような大きな湖に猛毒のメダカ一匹を殺すために、太平洋からミサイルを何十発も撃つような戦略。

テロリストの事は以前の記事に書いた。 【闇の世界

テロリスト(terrorist)の語源はterror(怖い・恐ろしい・厄介者)とarrest(逮捕する)だそうで、テロリストというと厄介な犯罪者集団や犯罪者となるんでしょうが、いくら悪逆非道なテロリストが相手でも戦争はしないだろう。
でも、アメリカのブッシュは9・11以降「テロとの戦争」(War on terror)と世界に呼び掛け、イスラム圏を除くほとんどの国が参戦した。 間違った戦争だったのに。

報復の報復の報復の報復がイスラム国が終点であればいいが、発端はアメリカの失策。失策に油を注いだのがブッシュ元大統領。 小泉元総理は三兆円?もポンとアメリカに祝儀を出し、テロ特措法なる法律をつくり自衛隊を参戦。

特措法は有効期限があり、無期限で自衛隊をだせない。 運よく総理になった安倍総理はブッシュとシドニーで(9月8日)会談し、テロ特措法を延長することを約束した。もちろん国際的な公約ですし、自分は「職を賭して」この公約を実現する表明をした。

この当時の自民党は虚弱体質で、国会では最大野党の民主党から散々意地悪されていた時期であり、安倍総理の体調も下痢がひどく大変難儀な状態だった。

そんな環境のなか、うっかりと重大な失言をしてしまった。

自分は職責にしがみつくということはない」と発言。 

「職責」とは内閣総理大臣の職務に伴う責任で、国民に対して果されるべきもの。 また「まっとう」したり「果たし」たりするべきもので、「しがみつく」ことは意味が違う。
なんだか約束・公約を簡単に放棄するとも受け取れます。

まッ「権力にしがみつくということはない」といいたかったんだろうが、「権力」とあからさまに言えなかったに違いない。

まッ長々と書いたが、テロ集団との戦争拡大をそろそろ幕引きするいい手段でないでしょうか?

5・60年まえのテレビのヒ―ロー「怪傑ハリマオ」 ・ 「アラーの使者」の再登板を期待したい。

by wagayanao | 2015-02-19 22:52


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