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我が家のパート5

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2015年 03月 06日

文部省唱歌

3月6日  (金)

今晩9時から「ナデシコ」がある。 よって早めの投稿です。

例によって、ユーチューブをバックミュージックで投稿ですが、文部省唱歌についてチョイト疑問がある。

文部省唱歌で「春」を歌うのは結構多い。  「春の小川」もいいけど、「朧(おぼろ)月夜」もいい。

♪ 菜の花~~ばたけぇ~やぁ~ いーりーひーうすれぇ~~ と始まる歌だ。

メロディーにケチをつけるつもりはないが、朧月は薄雲などかかって「ぼんやり」と見える月のそうだ。

実際のボンヤリという表現だと、薄雲のかかった状態だとちょっと違う。 薄雲なら春に限らず晴れた夜なら、春夏秋冬に見れる。

この場合、薄雲の朧月でなく、PM2.5月 とか 黄砂月と表現すべきだろう。


▲ 3月は別れの月であり、卒業式が行われ、「ホタルの光」を歌う学校も多いだろう。

朝ドラの「まっさん」の奥さんである、エリーさんはスコットランド出身で、今日の朝もスコットランド民謡の「ホタルの光」を現地語(片言の英語?)で歌っていた。

これまた、いい歌でメロディーにケチをつける気は毛頭ないが、問題は4番の歌詞。

千島の奥も 沖縄も 八島(大八洲)の守りなり とある。

説明の必要もないと思うが、千島は樺太の事である。 沖縄は米軍普天間基地のある沖縄だ。 八島はイザナギノミコト と イザナミノミコトがせっせと海をかきまぜ、そのしずくでできた8つの島であり、それが日本です。

千島は間宮林蔵が発見し、江戸時代には測量もしている。 そこで採れる海産物も江戸へ献上していた。

間宮海峡の対岸はロシア領だが、ロシアの漁師も休憩のため千島(樺太)に上陸していたのは事実。 それを日本政府(当時は江戸幕府)が人道的見地から大目にみていたが、日本の民家を放火・強奪する事件があいついだ。

ロシアの南下政策に苦慮していた日本はロシアと全面戦争。 当時のロシアは樺太だけでなく、日本の北半分は物に出来ると喜んでいたが、結果は日本の完勝。 ところが、日本は樺太の半分しかもらえなかった。

まッ こんな いきさつだから 日本の防衛ラインは(千島)樺太でいいでしょう。

沖縄はいまでももめてるが、れっきとした琉球王国。 江戸幕府なり薩摩なり明治新政府なりが、琉球王国と戦争して勝ち取ったわけでもないんです。

明治初期に台湾の漁師が沖縄近海で猟をして、日本に損害を与えたことがあった。

西郷隆盛の弟(従道)が中国に抗議すると、 『へー そうなんですか。』と答え・・・・・

台湾は中国の領土だが、雑多な民族が多く 掌握しきれていない 』という・・・・・。 

西郷従道 は しめしめ と思ったそうだ。・・・・・と思う。

というのは それまでの琉球は中国にも日本にも税の類を払っており、日本の領土にはなっていなかった。

もう その時点で、中国高官は沖縄を放棄した言い方で交渉していた。

本来の交渉であれば・・・・・・

中国の領土である台湾が、中国の領土である沖縄に猟をして 何が問題だ。 そこに入ってきた日本人猟師の方が主権侵害だと 怒ればいいものだった。

ってわけで、この交渉で見事 沖縄をただで手に入れた日本だった。

まッ 間宮林蔵と西郷従道のちょっとした仕事の成果が沖縄・千島なんですね。 それを防衛最前線とし、歌ったのが『ホタルの光』。

安倍総理は教育基本法を変えようと躍起のようだ。 戦前の「教育勅語」を復活させ、老若男女「日の丸」を見たら直立不動の姿勢を子供の頃からうえ付けさせようとしている。・・・・・ふしがある。

教育基本法を変える前に、文部省唱歌の「歌詞」を変えるほうが先と思うが。 

by wagayanao | 2015-03-06 20:53


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